サウナで心も体もリフレッシュしたいけれど、高温のサウナ室に入ると髪のダメージが心配になりますよね。
「サウナに入ると髪は傷むのか気になる」
「サウナで美髪を保つ方法を知りたい」
と悩む方もいるのではないでしょうか。
サウナで髪が傷む主な原因は、高温によって髪の水分が蒸発することです。
これは、普段より念入りにトリートメントをしたりサウナハットをかぶったりすることで、防ぐことができます。
サウナ歴1年半、サウナ・スパ健康アドバイザーのわたしが、髪が傷むのを防ぐために実践している対策をご紹介します。
髪を洗うタイミングや保護するためのアイテム、最適なサウナ選びからアフターケアに至るまで、あなたの髪をトータルで守る情報が満載。
サウナの温もりを全身で楽しみながら、髪も健やかに保つ方法を学んでいきましょう。
サウナで髪が傷む主な原因
サウナで髪が傷む主な原因を詳しく解説します。
高温による水分蒸発
サウナのような高温環境にいると、髪の毛は表面にある水分を失いやすくなります。
髪の毛に含まれる水分が減少すると、髪の毛は乾燥してパサつき、弾力性が失われることがあります。
キューティクルの損傷
髪の毛を保護するための外側の層で、重なっているキューティクル。
サウナの熱でキューティクルが開くと、髪の内部へのダメージが入りやすくなり、タンパク質の損失を起こします。
これが繰り返されることで、髪は徐々に弱くなり、切れ毛や枝毛の原因にもなるとも言われています。
水分と油分のバランスの乱れ
水分と油分のバランスによって健康が保たれている髪の毛。
サウナで汗をかくことで頭皮からの自然な油分も洗い流されやすくなり、髪が乾燥してしまいます。
乾燥は髪の毛のツヤを失わせ、手触りもが悪くなる原因となります。
次の章では、髪が傷むのを防ぐ5つの方法を紹介します。
髪が傷むのを防ぐ5つの方法
サウナで髪が傷むのを防ぐ方法を5つ紹介します。
サウナに入る前に髪を洗う
サウナに入る前に髪を洗うことは、髪を守る効果的な対策の一つ。
頭皮の汚れや余分な皮脂を落とし、髪が高温環境にさらされることによるダメージを軽減することができます。
また、洗髪後にトリートメントを使用することで、髪に保湿成分を補給し、サウナの熱から髪を保護することが可能。
このバリアが髪の水分の蒸発を防ぎ、キューティクルの損傷を最小限に抑えることができます。
サウナ前に髪を洗うこととトリートメントをすることは、美しい髪を保つための重要なステップと言えるでしょう。
サウナの中ではサウナハットを使用する
サウナハットは、サウナの高温から直接髪が影響を受けるのを防ぐ役割を持っています。
特に髪の水分が高温により蒸発しやすい状況を軽減し、キューティクルのダメージを最小限に抑えることが可能。
また、サウナハットは頭皮の温度上昇を穏やかにし、熱による不快感を減らす助けにもなります。
これにより、サウナでのリラックスタイムをより安全かつ快適に過ごすことができるでしょう。
サウナハットの効果やおすすめのサウナハットについて、こちらの記事で詳しく紹介しているので、あわせてご覧ください。
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スチームサウナやミストサウナを選ぶ
スチームサウナやミストサウナを選ぶことも、髪を守るために有効な対策の一つです。
これらのサウナタイプは、湿度が高く設定されているので髪の水分が蒸発し過ぎるのを防ぎ、乾燥から髪を保護してくれます。
さらに、湿度の高い空気は髪に自然な潤いを与え、キューティクルのダメージを減らす助けになります。
スチームサウナやミストサウナの使用は、髪への負担を軽減しながらサウナの健康効果を享受する方法としておすすめ。
スチームサウナやミストサウナに入る時は、サウナハットはかぶらなくてもよいでしょう。
サウナの種類やサウナの選び方について、こちらの記事で詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。
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サウナの後は冷水ですすぐ
サウナの後に冷水で髪をすすぐことは、髪を守るための効果的な対策。
髪を冷やすことはキューティクルを引き締める効果があり、サウナで開いたキューティクルを閉じる手助けとなります。
これにより、髪内部の水分が保持され、乾燥から保護することができます。
また、冷水は血流を促進し、頭皮の健康をサポートする効果も期待できます。
サウナ使用後の冷水でのすすぎは、髪のダメージを最小限に抑える手段と言えるでしょう。
アウトバストリートメントで髪を保護する
サウナの後にアウトバストリートメントを使うことは、髪の保護と修復に非常に効果的。
サウナで加熱された髪は、水分と栄養素が失われやすくなります。
アウトバストリートメントは、シャワー後のタオルドライした髪に使用することで、必要な栄養と保湿を補給。
キューティクルをコートして外部の刺激から髪を守りながら、内部まで深く浸透してダメージを修復します。
サウナ使用後のアウトバストリートメントは、髪の手触りとツヤを改善し、健康的な髪へと導きます。
次の章では、髪が傷むのを防ぐためにわたしが実践していることを紹介します。
サウナ歴1年半のわたしが実践している対策とは?
サウナ歴1年半のわたしが実践している対策を紹介します。
大きめのサウナハットに髪を入れてサウナに入る
わたしはサウナに入る時に、サウナハットの中に髪をまとめて入れています。
サウナハットは髪と頭皮を高温から守り、髪の水分が過剰に蒸発するのを防ぐ効果があります。
これにより、キューティクルが開くのを抑え、乾燥によるダメージを軽減。
また、サウナハットを使用することで頭部の温度上昇が緩やかになり、より快適にサウナを楽しむことが可能。
個人的にはサウナハットがおすすめですが、タオルを頭に巻くだけでも効果があるのではないでしょうか。
サウナハットはタオルで代用できるのか、代用しやすいタオルをこちらの記事で詳しく紹介しているので、あわせてご覧ください。
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ヘアサロンでトリートメントをする
わたしの髪は今セミロングの長さです。
美容室には3~4か月に一度行きますが、そのタイミングでトリートメントを施術してもらいます。
サウナが好きなことを話しているので、ダメージケアに特化したアイテムを使用してくれます。
ホームケアのトリートメントがついてくるメニューだと、自宅でもしっかりケアをすることがでるのでおすすめ。
シャンプーとトリートメントを持参する
わたしは自宅で使用しているシャンプーとトリートメントを、詰め替えボトルに入れて持っていきます。
サウナに置いてあるものは基本的に使用しません。
置いてあるシャンプーのブランドにもよりますが、洗浄力が高すぎてわたしは地肌が乾燥してしまいます。
自分の髪に合うものを使用することで、普段と違う環境でも髪を乾燥や熱によるダメージから髪を守る助けになります。
わたしがサウナに持っていくものや荷物を減らすテクニックは、こちらの記事で詳しく紹介しているので、あわせてご覧ください。
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次の章では、おすすめのヘアケアアイテムを8点紹介します。
おすすめのヘアケアアイテム8選
サウナ女子におすすめの、ヘアケアアイテムを8点紹介します。
エッセンスインヘアミルク/オルビス
大人気のヘアミルク、わたしはもう何回詰め替えたかわからないくらい愛用しています。
重すぎないややさらっとしたミルクで、髪にしっかり馴染みます。
タオルドライをした後に馴染ませてからドライヤーをすると、しっとりまとまります。
最近ではドラッグストアでの取り扱いも増えて、購入しやすくなりました。
詰め替え用もあり、エコでありつつ節約ができるのも好ポイント。
ディーセス エルジューダエマルジョン/ミルボン
髪質によって選べるタイプのヘアミルク。
わたしは広がりやすい髪質なので、プラスのタイプを使用します。
やや重めのテクスチャーで、髪を落ち着かせてくれます。
水質が違って髪がごわつきやすくなる海外旅行にも持って行ったほどお気に入りです。
ヘアオイル カームナイトリペア/ヨル
乾燥が気になる髪に潤いを与えてくれるオイル。
髪はもちろん、ボディに使用することもできるので、サウナの後の保湿にぴったり。
美容液成分が配合されているので、ダメージをしっかり補修してくれます。
持ち運びしやすいサイズなのでポーチに入れて持っていくのも苦になりません。
ミルクミスト/ザ・プロダクト
ミストタイプのトリートメント。
熱ダメージに特化したトリートメントなので、サウナに入った後使用するのにぴったり。
水分と油分をバランスよく補給することができます。
サウナから出た後、髪に直接スプレーすることができるので、手を汚さずに使うことが可能なのも好ポイント。
ボディにも使用できるので、これ1本で全身の保湿ができます。
ヘアオイル/エリップス
1回分ごとに個包装になっているヘアオイル。
必要な分だけ持っていくことができるので、荷物を減らしたい方に最適です。
水に濡れると外側が破けてオイルが出てくるので、小さいジップ袋などに入れて小分けにして持ち運ぶのがおすすめ。
開けにくいときは少し濡らすとよいでしょう。
ジェミールフラン ハートチャージング/ミルボン
しっかりめのトリートメントをしたい時に使用するトリートメント。
1回分ごとの個包装になっており、1週間に1度使用するタイプ。
サウナに行く日に持って行って、サウナに入る前に髪を洗うタイミングで使用しています。
サウナ以外にも旅行やお泊まりの時にも持っていきやすいトリートメントです。
ウォータートリートメント/エッセンシャル
ドライヤーの前に使用する、ウォータートリートメント。
ちゅるんとまとまるタイプと、つるつるサラサラになるタイプ、2種類から選ぶことができます。
ドライヤーで髪が早く乾く効果もあるので、時間に追われるサウナの後に使うのにぴったり。
翌朝の寝癖がつきにくくお手入れも楽になるトリートメントです。
エールブラシ/リファ
誕生日プレゼントでもらったのですが、世界が変わりました。
このブラシで髪をとかすとさらさらになり、髪が絡まりにくくなります。
長さが違うくしのピンが髪をやさしくほぐしてくれる効果があります。
くしにこだわることも大切だと実感するブラシです。
まとめ
サウナで髪は傷むのか、髪が傷むのを防ぐ方法、おすすめのケアアイテムを紹介しました。
要点をまとめます。
サウナで髪が傷む原因とは?
・キューティクルの損傷
・油分と水分のバランスの乱れ
サウナで髪が傷むのを防ぐ方法
・サウナの中ではサウナハットを使用する
・スチームサウナやミストサウナを選ぶ
・サウナの後は冷水ですすぐ
・アウトバストリートメントを使用する
わたしが実践している対策
・ヘアサロンでトリートメントをする
・シャンプーとトリートメントを持参する
サウナを利用する際には、これらのケア方法を実践して、髪が傷むのを防ぎ、髪の美しさと健康を保ちましょう。
あなたのサウナタイムがより充実したものになることを願っています。