サウナに行ってみたいと思う方や興味がある方は、サウナのマナーやルールが気になりますよね。
「サウナに行く前にマナーを知っておきたい」
「基本的なルールをいまさら聞くのが恥ずかしい」
「正しくサウナに入りたい」
と思う方もいるのではないでしょうか。
サウナにおいては、体を拭いてから入る、水風呂では潜らない、スマホを使わない、などのマナーやルールがあります。
これらのことは、全ての利用者が安全で快適に使用できるように決められています。
サウナ歴1年半、サウナ・スパ健康アドバイザーの資格を持つサウナ女子のわたしが、基本的なサウナでのマナーやルール12条を紹介。
これさえ知っておけば、サウナで恥をかくことはなくなります。
基本的なマナーとルールを学び、サウナの時間を楽しくしていきましょう。
サウナのマナーやルールについて
サウナでのマナーやルールは、他人に迷惑をかけないことが基本になっています。
共有スペースを清潔に保つためのものや、利用者はもちろん、施設スタッフの方も安全に過ごせるように意識するべき事柄もあります。
近年、サウナ室を温めるためのストーブやドアが壊されてしまい、修理のために休業をする施設もよく見かけます。
たくさんの人が利用する施設なので、お互い綺麗に気持ちよく使えるよう、気を付けていきましょう。
サウナでの基本的なマナーやルール12条
サウナでの基本的なマナーやルール12条を紹介します。
施設のルールに従う
サウナのマナーやルールにはいくつかの項目がありますが、施設のルールに従いましょう。
他の施設では禁止されていることが、許可されている場合があります。
初めて行く施設では、フロントや館内の掲示にも目を配ると良いでしょう。
フェイスタオルを使う
サウナの中には、フェイスタオルを持ち込みましょう。
サウナのベンチやマットには直接座らず、フェイスタオルを敷いて座りましょう。
サウナマットの貸出をしている施設では、サウナマットの上に直接座って構いません。
また、フェイスタオルは汗を拭いたり、髪や頭に巻いたり、様々な役割があります。
たまにフェイスタオルを持たずに入る方がいますが、マナーを知らない人だと思われてしまいます。
サウナハットの代わりに使えるフェイスタオルについて、こちらの記事で詳しく紹介しているので、あわせてご覧ください。
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サウナに入る前に体を洗う
サウナに入る前に、ボディソープを使って体を洗いましょう。
体を洗うことで、汗や皮脂などの汚れを落とし、サウナの中の衛生状態を保つことができます。
清潔な状態でサウナに入ることは肌への刺激を減らし、サウナの温熱効果をより効果的に体感できるような準備と言えます。
サウナに入る前のシャワーは、自分自身と他者への配慮、そして最高のサウナ体験への入口となる重要なステップなのです。
サウナに入る前に体を拭く
サウナに入る前に、洗った体をフェイスタオルで拭きましょう。
体を洗った後しっかりと体を拭くことで、サウナ内に水滴を持ち込むのを防ぎます。
これは、サウナの木製ベンチや床を濡らさないためだけでなく、滑りやすくなるのを防ぐ安全対策としての役割もあります。
また、体を拭いておいた方が汗をかきやすいとも言われています。
サウナの中でタオルを絞らない
サウナ内でタオルを絞る行為は、他の利用者に不快感を与える可能性があります。
サウナは共有のリラクゼーション空間なので、全ての人が快適に過ごせるよう配慮することが重要。
タオルから出た水はサウナの木製ベンチや床を濡らし、滑りやすくなるリスクがあります。
また、サウナストーブやサウナストーンに、タオルを絞って出る水をかけることも禁止。
タオルはサウナ室の外で絞るようにしましょう。
サウナ室の中では静かに過ごす
サウナ室内で静かに過ごすことは、サウナの基本的なマナー。
サウナはリラクゼーションと健康を促進する場所であり、静かに過ごしたいと思う方がいます。
大きな声や騒がしい会話は、他の利用者のリラックス体験を妨げる可能性があります。
最近ではサウナの中にテレビがある施設もあります。
話し声でテレビの音声が聞こえないということがないようにしましょう。
サウナ室のドアは短時間で開け閉めする
サウナ室のドアは短時間で開け閉めすることは、サウナの温度や湿度を一定に保つために不可欠。
ドアが長時間開いていると、冷たい空気が入り、他の利用者に影響を与えることになります。
迅速にドアを開け閉めすることで、サウナの温度を維持し、快適な環境を保つことが可能。
また、サウナ室を温めるためのエネルギーを節約できるので、環境にも優しい取り組みとも言えます。
セルフロウリュする時はまわりの人に声を掛ける
サウナ室で、サウナストーンに水やアロマ水をかけて蒸気を発生させるセルフロウリュができる施設あります。
ロウリュすると、蒸気によってサウナ内の温度が上がり、アロマの香りが広がります。
セルフロウリュはサウナ室内の環境を大きく変化させるため、周囲の人に一言声を掛けてから行いましょう。
声を掛けることで、まわりの利用者が熱さや香りに対して心の準備をすることができます。
セルフロウリュの際の一言は、思いやりのあるサウナ文化を築くための重要な一歩です。
ロウリュとアウフグースの違いについては、こちらの記事で詳しく紹介しているので、あわせてご覧ください。
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水風呂に入る前に汗を流す
水風呂に入る前に汗を流しましょう。
サウナで発汗した後、シャワーで汗を洗い流す行為は、水風呂の水を清潔に保つために非常に重要です。
また、サウナ後の発汗には老廃物が含まれていることが多く、これを流すことで、水風呂での冷却効果をより清潔で健康的に享受できます。
水風呂に入る前のシャワーは、自身の体をリフレッシュさせると同時に、共用スペースとしての水風呂の衛生を保ち、快適なサウナ体験を他の利用者と共有するための重要なステップです。
水風呂に潜らない
サウナ利用時に水風呂に潜ってはいけません。
水風呂で潜ることは、他の利用者の安全と快適さを損なう可能性があり、サウナのエチケットとしては不適切。
水風呂に入る時は、ゆっくり入り静かに過ごすことが推奨されています。
サウナ室や外気浴の椅子の場所取りをしない
サウナ室や外気浴の椅子の場所取りは禁止です。
お気に入りの場所や椅子があるのはわかります。
しかし、ひとりが長時間占有することは他の利用者が利用する権利を侵害することになります。
みんなで使う場所なので、譲り合って使いましょう。
サウナ室や脱衣所でスマホを使用しない
サウナ室やお風呂、脱衣所でのスマホの使用は禁止です。
最近はほぼ全ての端末にカメラが付いており、写真や動画の撮影はもちろん、どこからでも配信ができる時代。
自分は撮影をするつもりがなくても、他人を不安にさせたり、不快感を与えたりします。
全ての利用者のプライバシーを保護するために、スマホの使用は避けるべきです。
ロッカーの中でラインを見るのも、ドライヤーをしながらスマホを操作するのも、全て禁止。
脱衣所を出てからスマホを操作しましょう。
マナーやルールで困ったときの対処法
マナーやルールで困った時の対処法を紹介します。
施設のスタッフに声を掛ける
マナーやルールでなにか問題が起きた時は、施設のスタッフに声を掛けましょう。
直接注意をするとトラブルになる可能性があります。
まとめ
サウナでの基本的なマナーやルール12条を紹介しました。
要点をまとめます。
- 施設のルールをに従う
- フェイスタオルを使う
- サウナに入る前に体を洗う
- サウナに入る前に体を拭く
- サウナの中でタオルを絞らない
- サウナ室の中では静かに過ごす
- サウナ室のドアは短時間で開け閉めする
- セルフロウリュする時はまわりの人に声を掛ける
- 水風呂に入る前に汗を流す
- 水風呂に潜らない
- サウナ室や外気浴の椅子の場所取りをしない
- サウナ室や脱衣所でスマホを使用しない
サウナでのマナーやルールは、全ての人が安全に清潔に利用できるように設定されています。
ルールを守り、サウナでの時間を楽しく過ごしましょう。
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