サウナは、古来から多くの文化で健康やリラクゼーションのための場所として親しまれてきました。
暖かな空間でゆっくりと汗を流すことは、日々のストレスから解放され、心身ともにリフレッシュする絶好のチャンスです。
しかし、初めてサウナに足を踏み入れるというのは、緊張しますよね。
「サウナの入り方がわからない」
「ととのうってなにかわからない」
「サウナ女子のサウナの入り方を知りたい」
と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
サウナは基本的に「サウナ・水風呂・外気浴」が1セットで、これを3セット繰り返します。
しかし、絶対にこの繰り返しをしなければいけないという決まりはなく、自分の好みや体調に応じて時間やセット数を変えて楽しんでも構いません。
自分の体と向き合いながら楽しむのがサウナなのです。
この記事では、サウナに興味がある方やサウナ初心者の方のために、サウナの基本的な入り方や楽しみ方を紹介します。
1年半前にサウナに目覚めたわたしが実践している入り方やポイントを紹介するので、真似してみてください。
サウナの魅力とは?

サウナは、高温の環境で体を温めることにより、深いリラクゼーションと健康促進を実現します。
汗をたっぷりかくことで、体内の老廃物の排出を助け、血行促進にも役立ちます。
また、サウナ後の清涼感は格別で、ストレス解消や心のリフレッシュにも絶大な効果があります。
リラックスしながら健康も手に入れることができるサウナは、日常生活に新たな活力をもたらしてくれることでしょう。
一度体験すると、その魅力にきっと引き込まれますよ。
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次の章では、サウナに行く前に必要な準備について紹介します。
サウナに行く前の準備

サウナ初心者の方向け、サウナに行く前の準備を紹介します。
サウナに必要な持ち物を用意する
サウナに必要な持ち物を用意しましょう。
サウナに必要な最低限の持ち物
・着替え
・フェイスタオル
タオルは施設でレンタルできる場合もあります。
わたしがサウナに持っていく持ち物は、こちらの記事で詳しく紹介しているので、あわせてご覧ください。
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水分補給をしておく

サウナに入るとたくさんの汗をかきます。
サウナに行く前には水分補給をしておきましょう。
食事は軽めにしておく

サウナに行く前の食事は軽めにしておくと安心。
サウナは空腹で入った方がいいのか、こちらの記事で詳しく紹介しているので、あわせてご覧ください。
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次の章では、基本的なサウナの入り方を紹介します。
初心者向けサウナの基本的な入り方

初心者向けのサウナの基本的な入り方を紹介します。
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1髪と体を洗う
まず、髪と体を綺麗に洗います。
髪が長い人は、洗った後まとめておきましょう。
step
2お風呂に入り体を温める
一度お風呂に入り、体を温めます。
サウナ用語で「下茹で」とも言います。
体を温めてからサウナに入ると汗が出やすくなり、ととのいやすくなります。
step
3フェイスタオルで体を拭く
お風呂から上がり、体を拭きます。
サウナ室内が濡れるのを防ぐのとともに、汗をかきやすくなる効果があります。
step
4水分をとる
コップ1杯の水を飲みます。
このタイミングで水分補給をしておくと安心。
step
5サウナ室に入る(5分~12分)
扉を素早く開け閉めし、サウナ室内の温度が下がらないように室内に入ります。
初心者の方はサウナ下段、入り口の近くに座るのがおすすめ。
他の場所に比べて温度が低くなっています。
時間は目安です。無理をしてはいけません。
わたしは最初の頃は、汗が出てきて「息苦しいな」と思ったら外に出ていました。
周りの人は気にせず、自分のペースで楽しみましょう。
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6水風呂またはシャワーで体を冷やす(30秒~2分)
サウナから出たら体を冷やします。
心臓から遠い足から順番に掛水をして汗を流し、水風呂に静かに入ります。
初心者の方は、肩まで一瞬入るだけでも構いません。
水風呂が苦手な方は、シャワーや掛水で体を冷やしましょう。
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7外気浴(10~15分)
椅子に座って休みます。
外の空気が当たる場所に座ると、風が心地よく感じますが、屋内の椅子でも構いません。
ゆっくり呼吸をすると、心臓が血液を全身に送り出しているのを感じます。
心拍数が落ち着くまでゆっくり休みましょう。
step
8繰り返す
サウナ・水風呂・外気浴を3セット繰り返します。
わたしは3セットにすることが多いですが、体調によって2セットにする日もあります。
体調や時間などを考慮し、自分の好きなセット数楽しみましょう。
step
9シャワーで汗を流して上がる
髪についた汗をシャワーで流してから上がります。
次の章では、サウナ後のケアについて紹介します。
サウナ後のケア

サウナから上がった後にすることを紹介します。
水分・ミネラル補給

スポーツドリンクなどを飲み、体が失った水分とミネラルを補給しましょう。
最近はオロナミンCとポカリスエットを混ぜた「オロポ」や、アクエリアスとリアルゴールドを混ぜた「アクリ」がサウナドリンクとして人気です。
わたしはサウナの後にオロポを飲むことが多いです。
肌・髪の保湿

サウナから出た後は、肌や髪も乾燥しているので、しっかり保湿しましょう。
わたしは顔にシートマスク、体全体に化粧水、髪にはヘアミルクをつけて保湿しています。
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次の章では、サウナ初心者の気になる疑問にお答えします。
サウナ初心者の気になる疑問
サウナ初心者のサウナ女子の皆さんが気になる疑問にお答えします。
サウナハットはかぶった方がいい?

サウナハットをかぶることで、サウナの中の高温から頭部を守り、熱が直接頭皮に当たるのを和らげてくれます。
特に頭部は熱を感じやすい部分なので、ハットを使用することで長時間サウナを快適に楽しむことができるようになりますよ。
さらに、頭部の熱を適切に保つことで、全身の発汗も促進されることが期待されます。
わたしは髪の乾燥が気になり、サウナハットを使うようになりました。
初めてのサウナでは、ちょっとしたアイテムが体験を豊かにしてくれることもありますよ。
サウナハットが必要な理由や、女性におすすめのサウナハットをこちらの記事で詳しく紹介しているので、あわせてご覧ください。
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サウナマットは使った方がいい?

サウナマットは使用することをおすすめします。
サウナマットは、サウナ室内で滑ることを防ぎ、熱から直接体を守る役割を果たしてくれるアイテムです。
バスタオルをひいてあるサウナ施設がほとんどですが、サウナマットがないと熱くてそのままでは座れません。
また、自分の場所を確保する際にも役立ちます。
実際に、多くのサウナ施設では、利用者のために自由に使えるサウナマットを用意しているところも多いのです。
もちろん、自分のお気に入りのサウナマットを持参しても良いでしょう。
その際、サウナマットを使用することで、より快適に、そして安全にサウナを楽しむことができます。
顔が熱いときはどうしたらいい?

顔に熱い空気が当たると体感温度が上がり、長くサウナに入るのが辛くなってしまいます。
わたしは、スポーツ用の布マスクをサウナの中で使用しています。
マスクの中の空気は熱くないので楽に呼吸ができます。
フェイスタオルで顔を覆うのもおすすめ。
サウナの中でフェイスタオルはどうしたらいい?
わたしはタオルの端を脇で挟んで前を隠しています。
サウナの中に私物を持ち込んでもいい?
基本的にサウナ室内に持ち込めるものはサウナハット、サウナマット、タオルです。
衛生上の理由で、飲み物の持ち込みもできない施設が多いです。
サウナ室内は温度が高いので、アクセサリーも外した方が安心。
周りの人に怪我をさせてしまう危険もあります。
施設のルールを守りましょう。
サウナの中では具体的になにをするの?

サウナ室内は、静かにリラックスする場所。
深呼吸をしながら、じわじわと体を温めていくのが基本的な楽しみ方です。
自分の心地よい位置でリラックスしながら、じんわりと汗をかきます。
特に何もする必要はなく、日常の喧騒から解放され、心身を癒す時間として楽しむことができます。
テレビが設置されているサウナ施設も増えてきているので、テレビを見ながらのんびりと汗を流すのも、新たな楽しみ方の一つと言えるでしょう。
サウナは「自分のペースで楽しむ」が鉄則。
初めてでも気軽に、自分なりのリラックスタイムを見つけてみてくださいね。
まとめ
サウナ初心者の方向けの、ととのうためのサウナの入り方を紹介しました。
要点をまとめます。
ポイント
・サウナ(5~12分)、水風呂(30秒~2分)、外気浴(10~15分)を3セット繰り返す
・好みや体調によって時間やセット数を変えるとよい
今回ご紹介したサウナの入り方のポイントを守れば、初心者の方でも安心してサウナを楽しむことができます。
サウナマットやハットの使用、水分補給の大切さ、サウナ室でのリラックス方法など、これらを意識するだけで、サウナの経験はぐっと快適なものになるはずです。
サウナはただ汗をかく場所ではなく、心と体をリフレッシュさせる素晴らしい空間。
初めての方も、これらのポイントを参考に、サウナの楽しさと健康効果を存分に体験してくださいね。
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